ハンガーの丸棒の先端の円錐加工および溝(穴)加工を廃止します。
洗濯クリップのたくやです。
洗濯クリップハンガーは、丸棒でフレームを組みます。
今までは、中の丸棒の先端を鉛筆削り(12mm)で円錐状に削り、外枠の丸棒に丸い溝(穴)を開けて円錐状の先端を溝(穴)に挿し込むようにして加工していました。
これはこれで、丸棒がずれなくなるし、フレームが固定されるので良かったのですが、
修理しながら長く使える
としているので、この形状では、丸棒の交換が簡単にできません。
交換するためには、丸棒に溝として穴あけしたり、先端を円錐に削る加工が必要になり道具も必要です。
ましてヒートンを外して別の場所で固定したくてもずらすことができません。
ハンガーとして長く使う、あるいは横棒を増やして洗濯物をたくさん干したい場合にも今の形状ではDIYするのが面倒で、
修理できないから長く使えない
ということになります。
もともとこのような加工方法は、棚を作成する場合の棚板が下にずれ落ちないための仕組みでした。
ハンガーとしては、この加工が不要と考える理由として
- 丸棒の先端を円錐形状にして溝にはめ込む”くさび”による固定メリットは、
先端が先細りすることでジョイントと丸棒が接する面を少なくなり、固定にはデメリットでもあった。
加工しなければ、ジョイントと丸棒の接する面が大きくなることでより強固に固定できる。 - ヒートンにガタが生じたときにくさびにより位置がずらせないと救済が難しい。接着剤などが必要。
加工しなければ、ヒートンにガタが生じても簡単にジョイントの位置を変えて取り付けられる。
以上の理由により2月から順次
①ハンガーの丸棒の溝(穴)加工の廃止。
②ハンガーの丸棒の先端の円錐形状加工の廃止。
とさせていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。