てるてるクリップにサンタの帽子を作ろうと思います

洗濯クリップのたくやです。

ハロウィンも終わったと思ったら、もうすぐクリスマスです。

そこで、サンタの帽子をてるてるクリップのために作ろうと思います。

サンタの帽子

去年のてるてるクリップクリスマス

「てるてるクリップ」にクリスマス仕様が12/5登場！

昨年のてるてるクリップ　クリスマスは、キーホルダーを頭の穴に通していたので、帽子は考えませんでした。

てるてるクリップが主役なので、あまり被り物を必要に思わなかったのと、てるてるクリップ自体が、かわいいので、覆いたくなかったのかもしれません。

今年はサンタの帽子をかぶせてみる

今回、サンタの帽子を作ってみることにします。

やっぱり、サンタの帽子はクリスマス感が出るし、かわいいし、格好いい。

てるてるクリップには、サンタの仮装をしてもらいます。

Fusion360で簡単作成

3DCADソフトのFusion360で、作り始めました。今回もスカルプトの機能を使います。

過去にランドリーとキッチンのブログで紹介した機能です。この時は、黒猫と白猫の手を作ろうとしています。

現在、猫の手に間接を追加して、曲げ伸ばしできるように改造中です。

https://www.sentakuclip.com/entry/2019/10/14/151422

Fusion360のスカルプト機能を使って、引っ張ったり、曲げたりしながら、簡単に形を整えることができます。

２色で簡単に３Dプリントする

出来上がったデータを３Dプリントするのですが、今回は２色できれいにたくさん印刷するため、少しの工夫が必要です。

私の３Dプリンターは、FDM方式なので、熱で溶かした樹脂をノズルから押し出して、それを積み上げてモデルを造形していきます。

２つノズルがついていて、それぞれ違う色のフィラメント（プラスチックの材料）をいれて、ノズルから必要に応じて押し出します。

同じ積層に２色を使うと、色が混じる？というか汚く印刷されるの

で、そうならないようにいろいろ面倒な設定をしないといけません。

プライムタワーやオーズシールドをモデルのほかに作り、色交じりを防ぐのです。

時間も材料も余計にかかるので、大量生産に向いていません。

そこで、サンタの帽子を３層に分けて、１層目：白　２層目：赤　３層目：白　として、色が混じらないようにしました。

白を印刷しているときは、赤のノズルを休ませてます。温度を下げて材料が垂れないように引き上げます。

赤を印刷するときには、白のノズルを休ませます。

この設定で３Dプリントしたものが、一番最初に載せている写真です。

ちょっと弱いかも

頭の丸い毛玉が、丸環を通したり、ぐいぐい引っ張ると取れやすいことが判明。

飾りとしてだけなら、通用するかもしれないけれど、洗濯クリップとしてはNG。

もっと強化する必要を感じました。

もう少し考えてみる

• キーホルダーやツリーに飾るために、丸い毛玉に穴をあけて丸環を通して吊るす以外の方法を考える
• 丸い毛玉が取れない方法

今考えているのは、

３層目の丸い毛玉は、別に印刷して、取り外し可能にする案。

２層目に大きな穴をあける。しっかり吊るすときには、吊り下げ具が通せるような穴にする。

吊り下げ具は白だから、もしかしたらうまくいくかもしれない。

最初に猫の手に間接を追加することを考えていると話ししたけれど、間接みたいにはめ込みにしてみたらどうだろう？