サムライザーは世界一小さなカメラ・スタビライザー　かも？

親指ほどの大きさのカメラ・スタビライザーを作ってみました。

以前、縦揺れを軽減する4軸ミニ・スタビライザーを作っていて、要はバランスであることに気付きました。

歩行時の縦揺れも解消する充電不要の4軸スタビライザ－　

そこで、手のひらに収まるプチ・スタビライザーを作ってみました。

親指より小さいので胸ポケットにも入ります。なんとたったの４gです。

〇写真1

なんてね。すみません。本当は、自撮り棒も必要なんです。(‘_’)

私が使っているのは、Smatreeの自撮り棒です。軽くて小さくなるので重宝しています。

自撮り棒と、プチ・スタビライザーで、ヌルヌルの動画を撮影します。

プチ・スタビライザーでもいいけれど、名称を考えてみました。親指ほどの大きさなので親指スタビライザーことサムライザーです。

＊親指は英語でサムと言います。

サムライザーでできること

サムライザーと一脚でパン、チルト、ロール、スライドができます。

2本の一脚でクレーン撮影なんかもできてしまいます。

スタビライザーの使い方

スタビライザーはバランスが命です。特に機械式のスタビライザーはバランスしていないとスタビライズ出来ません。

カメラまたはスマホを自撮り棒に取り付けます。

サムライザーを開いて自撮り棒に巻き付けサムライザーにある穴とピンをしっかりはめ込みます。

バランス調整の方法

取り付けたカメラに合わせて自撮り棒の長さを調整します。

＊カメラ≒私はスマホと一人称カメラのordro EP7、weeviewの sid 3d cameraを使っています。

サムカメラの取り付け位置でバランスを取ります。

初めはカメラ側が下がらないように、どの位置でも回転しないように調整します。動画

実際にサムライザーを試しに公園に行ってきました。その時の様子を動画にしたのでお時間が許すなら視聴してみてください。

初めてサムライザーを使って撮影したので、今回はあまりうまく操作できていません。

実際、下記の動画でもせっかくバランス調整したのに、撮影に入るときにサムライザーの位置をずらしてしまったので、カメラが揺れてしまっていました。

撮影に見合ったバランス調整を理解したうえで、もう少し練習すれば、手持ちよりうまく撮影できると思います。

ちょっと使ってみた感じでは

トラック撮影では、すべてのバランスを合わせたらずらさないこと。カメラの方向は自分の手で指で操作します。

サムライザーはあくまで撮影のサポートなので、カメラの重心を感じて人がより良く操作する手助けをします。

クレーン撮影では、カメラの向きを合わせるために、1軸のみずらして調整します。

バランス調整が甘いからスライダー撮影では前後に揺れてしまっていますよ。(>_<)

グリップの作成

サムライザーで撮影していて指が疲れてカメラを落としそうになったのでグリップを作ってみました。

サムライザーで撮影していてうまく水平が出せなかったので、グリップに水準器を埋め込んでみました。