おしゃれで使いやすいキッチン

洗濯クリップのたくやです。

うちのキッチン、もう17年目。毎日、3度3度の食事の支度で使うので、かなり汚れてきています。それに乱雑。

調味料や箸や歯ブラシが置かれているし、お玉やへらなんかもぶら下がっています。流し台には洗剤や雑巾が流し台の奥のコーナーに乗ってます。

コーヒーメーカーやジューサーもあるのでごちゃごちゃです。

そこで、キッチンをきれいに掃除して、そこにおしゃれで使いやすいキッチン棚を設置しようと思います。

キッチン棚は、大人な工作「簡単DIY」部品で作成します。

※2021/08/25 簡単DIYは、1〇2と命名しました。

うちのキッチンの寸法を測る

キッチンの寸法を測って、ぴったりの棚にします。

吊り棚やレンジフードまでの高さや幅を巻き尺で測りました。

次に３D CADソフトのFUSION360で作図というか下絵を描きます。ベースのキッチンを簡単に書いてみました。間取り図に時間かけても仕方ないので、簡単に書きました。

ここにおけるキッチン棚を作図すれば、うちのキッチンにぴったりサイズの棚になるはずです。

キッチンにぴったりの棚をFUSION360で作図

IHクッキングヒーターの後ろに作ります。

ビルトインのIHクッキングヒーターだから、あまりフライパンは振らないほうがいいのだけれど、やっぱり振りたいので、IHの前は広いほうがいいし、棚板までの高さもある程度は欲しい。

棚足が邪魔にならないように斜めにして棚を支える形にします。

棚の壁に取り付けは、上部の丸棒をフックでひっかけて倒れないようにして、そこが支点となり棚に物が乗るほどに足が壁に張り付いて固定されるようにします。

壁のタイルにIKEAのTISKEN ティスケン 吸盤付きフックを貼り付けます。

この吸盤フック　割と強力なのでそれでいけるはずです。

流し台のほうまで棚にしてみました。

流し台側の棚板を透明にすれば、キッチンの吊り戸棚の下にある蛍光灯の明かりが、棚板を透過して下まで照らせる明るいキッチンになります。

真ん中の作業スペースには、スロージューサーを置くので、そこだけ低い棚はつけないことにしました。もう少し支えるための支柱が必要になりそう。

作成するキッチン棚が大きすぎると設置も持ち運びも大変なので、IHクッキングヒーターの後ろと流し台の後ろで２つに分けて作ります。

どんな感じになるかシミュレーションしてみて、寸法その他を確認します。

正確な寸法を計算する

支柱の長さや棚の高さを正確に算出しました。

キッチン棚１（IH後ろ）の寸法

高さはIKEAのTISKEN ティスケン 吸盤付きフックが上につけられる高さになる。　→　７８５ｍｍ

吊戸棚までの寸法で棚板が何枚並べられるか計算しました。棚板３４ｍｍ×26枚　→　８８４ｍｍ

棚板を支える斜めの支柱の角度は、→　19.6°

ジョイントは17mm×17mm×34mm　丸棒は12mm

底面の丸棒から棚板の丸棒まで500mm

支柱は底面から2番目の丸棒なので17mm上。

500-17=483mm

棚板は丸棒のツメとツメの中心が138mm離れている。

さらに棚板の外側に丸棒を2本走らせるからその分を足すと

138+17+17=172mm

角度を計算すると

DEGREES(ATAN(172/483))=19.6°

こんな感じで、キッチン棚全体の寸法を確定しました。

部品点数を調べる

ここまででFUSION360で作図してしまえば、あとはこのソフトが図面にしてくれます。

部品点数も自動で数えて表になるので貼り付けるだけです。

数字の入ったバルーンも表の中身も自動生成です。簡単で楽ちん　!(^^)!

寸法も寸法アイコンを押して寸法をいれたいところにカーソルを合わせれば、寸法線と数字が入ります。

今回は、自宅用のキッチン棚なので、部品に丸棒の寸法が入っているから、寸法線は不要と思ったのですが、寸法は入れておいたほうがいいです。今回、似通った丸棒の寸法だったため、間違えて組み始めてしまって後戻りしています。

丸棒、部品の調達、加工

キッチン棚１（IH後ろ）の部品

丸棒は、必要な長さにカットしてオイルフィニッシュ処理しています。補強のためですが、キッチンで使うので水対策にもなります。

棚板１の組み立て

部品が揃えば、あとは組み立てるだけだから、一気に組み立ててみました。

最終的にねじか釘か画鋲で固定しますが、丸棒とジョイントのガタ取りを兼ねて両面テープで固定します。

ジョイントの穴は、直径が12.5mmになっています。なぜかというと

• 購入できる丸棒の直径１２ｍｍにばらつきがある。
• 丸棒とジョイントを回転させる場合がある。　https://www.sentakuclip.com/entry/2019/08/29/205005

部品をよく見て間違えないように組立ましょう。

私のように途中で気づいてやり直ししないように。(*_*;

棚板のはめ込みは、端から初めて、最後は中央付近にしました。棚板を丸棒にはめ込むのに少したわませる必要があるためです。

最後はきつくて、ラジオペンチを使いました。

棚板を全てはめ込んでから、足に組み込んだほうが良いかもしれません。キッチン棚２（流し台側）では、そうして組み立ててみます。

キッチン棚１が完成

キッチン棚１が完成しました。

自宅に持ち帰って、設置してみます。公開は、キッチン棚２が完成して、キッチンをきれいに片づけてからにします。

続きは

おしゃれで使いすいキッチン棚を作ろう 後編　に記載します。

この簡単DIY　特許も取れちゃってるんです。

※特許取得済み　特許6660506