洗濯クリップの使い方講座 その５

洗濯クリップロープは、どこにでも吊り下げられるアウトドアライクな洗濯ロープです。

洗濯物が乾かない を解決

洗濯物が、風や、ロープの傾斜で片側によったり、たるみで真ん中によったり、固まったりしないから、洗濯物の間隔が維持されます。

洗濯物にたくさん風が当たるので、よく乾くのです。

洗濯クリップに角があるのは、理由があるんです。

ロープに洗濯バサミを通して普通に洗濯物を干すと、真ん中によってしまったり、スルスルとずれて片側によってしまいます。

洗濯クリップは頭に角があるので、これが滑り止めになり、真ん中によってしまうことも、ずれて端によってしまうこともありません。

洗濯クリップの角とは

洗濯クリップの頭にある角

洗濯クリップの角の使い方

１．洗濯クリップがロープに固定されている

洗濯クリップの頭の角は、2つの山と半円上の溝で構成されています。この溝の中心と、ロープを通している穴の中心は、位置が微妙に上下にずれて重なっています。

そうすることで、ひもは必ず角の溝に触れるため、これが接触抵抗となって、洗濯クリップを固定します。

２．洗濯クリップがロープを移動する

洗濯クリップがロープを移動するために、接触抵抗を取り除きます。

洗濯クリップは、ロープをすべるように移動します。

1. 洗濯クリップの下を持ちます。
2. 角の溝をひもから離すように傾けます。
3. 洗濯クリップは、ひもをすべって自由に移動できるようになります。

３．洗濯クリップの方向を使い分ける

洗濯クリップは、傾めにひもを張った場合にも、下に落ちてこないように干すことができます。

角のある側には、より強力に接触抵抗が発生するので、その方向には傾斜があってもずれません。

洗濯クリップロープ

洗濯クリップロープは、自在具でひもを張ったり、吊り下げたりします。
一般的なひもの張り方、吊り方について説明します。

固定物にひもをひっかけて、元のひもに自在具で留めます。
元のひもを自在具の中央の穴Aに通してから次の穴Bに通せば、しっかり固定されて外れにくくなります。

自在具と通した穴から出ているひもをもって、テンションを緩めます。

自在具がスライドするので、長さを調整できます。

固定物にぐるぐる巻き付ければ、さらに短く調整できます。

ロープとロープは自在具でつないで長くすることもできます。

工夫しながら、いろいろなところに吊り下げてみてください。