洗濯クリップのたくやです。
もっと簡単にアニメを作成できないか、試行錯誤しています。

アニメーションソフト　moho pro 13.5 が本日発売されました。

https://moho.lostmarble.com/

でも残念なお知らせがあります。

moho pro 13で追加された機能のほぼすべてが削除されてしまいました。ビットマップと３D機能です。

下記のブログで紹介したライト機能もなくなりました。
https://sentakuclip.net/blog/3414/

3Dのアニメーションを２Dソフトで作る　３

原文の要約

大きな問題を引き起こしていたMoho13用に開発されたいくつかの機能を非推奨にする必要がありました。これらには、ビットマップのフレームごとの機能、ビットマップの描画/ブラシツール、3Dサポート、およびアクションウィンドウが含まれています。これらの機能は、Lost MarbleのMohoのビジョンに適合し、意味のあるMohoの将来のバージョンで再検討およびレビューします。

https://moho.lostmarble.com/blogs/news/moho-pro-13-5-new-features

最近、国交省が、3D都市モデルの整備とユースケースの開発、利用促進を図ることで、 全体最適・市⺠参加型・機動的なまちづくりの実現を目指すということで、

plateau（プラトー）という３Dマップのオープンデータを公開したので、これで遊んでいたところでした。
https://www.mlit.go.jp/plateau/

moho に都市データを取り込んでみて、使えないかを試していた最中でしたので、moho pro 13.5 には、少なからずがっかりしました。

ただ、２Dアニメーションソフトとしては正しい選択だったと思います。

moho pro 13は挙動がおかしかったし、３Dモデル（OBJ）もなぜかレイヤー管理なのでドーナツのような形状のOBJの真ん中に何か入れることができませんでした。
３Dモデル（OBJ）レイヤーの前か後ろかにしか存在できません。そのうえ、３Dモデル（OBJ）には被写界深度も設定できない。

moho pro 12 まではできていました。

ただ、３Dモデル（OBJ）に薄い緑の壁（OBJではないmoho pro12の３Dモデル）を背負わせることで、レイヤーコンプで前と後ろのレイヤーを作って、何とかクロマキーやブレンドで対応はしていましたが、かなり面倒でした。

moho pro 13.5の新しい機能としては、

レンダリングの高速化

レンダリングが高速化されています。4つ以上のコアでレンダリング。

32個全部使ってレンダリングしてみました。爆速です。

クワッドメッシュ

この機能は、メッシュ機能とそっくりですが、より簡単に機能させることができるので、便利です。３Dに見せかけることも簡単にできそうです。

ビトルビアンボーン

直観的にボーンを作成できるようですが、ちょっと触っただけでは、よくわかりませんでした。
すでに、Mult Rushさんのすごく便利なscript を手に入れたので、今のところ必要ないかもしれません。

2021/04/30

最後に私がこのスクリプトを使っている動画も貼り付けました。見てみてください。（動画２）

すごく便利。素晴らしいスクリプトです。

機能について詳細がわかったら、また報告します。

2021/04/30

使ってみました。楽しい。便利です。（動画２）

tazatristeさんのこの機能を取り込んだのですね。

もしレイヤーをまたいでこの機能が使えたら、3次元でボーンが使えるようになるかもしれません。

今はまだできないけれど…。

安定性
少し軽くなったかも。
自分としては、製品の説明動画や使い方動画を作りたくて勉強していたので、OBJファイルが読み込めなくなったのは残念です。

OBJの入ったmoho pro 12のファイルは読み込めるので、こちらでOBJファイルを読み込んでから13.5で処理することはできそうです。

購入するかどうか、もう少し様子見しながらソースネクストさんで扱われるのを待つことにします。

2021/04/30

moho pro 13のシリアル番号でアクティベートできました。moho pro 12形式のOBJファイルも読み込めました。が、以前と同じように変な線が入ったりしますし、大きなファイルは読めません。plateau（プラトー）の都市データも読み込めません。13では12形式は読めなくなっていましたが、moho pro 12に戻っているようです。

2021/05/02

動画１

動画２