電子ノートがいい クアデルノの使い方 できないけどできる入力文字の拡大縮小や一括削除 /QUADERNO
洗濯クリップのたくやです。
クアデルノを1カ月使ってみた評価と私なりの使い方をレビューします。
電子ペーパー「クアデルノ」新モデルを発表
「書きやすさ」「読みやすさ」が進化、「アクセサリー」も充実
ワコム、E Inkの技術を活用
新モデル 明日から発売ですね。どのくらい書きやすくて読みやすいのか気になるけれど、私のクアデルノも充分素晴らしいので、紹介します。
2018年モデル クアデルノを使い倒します。(2021年7月7日 更新)
※QUADERNO(クアデルノ)は、紙のように手書きができて、e-inkの16階調グレースケールのパネルを採用しているので文字や図をくっきり表示できる薄型軽量の電子ペーパー。
2021/08/28更新
※多機能テンプレを使って、簡単DIY 1〇2で作る小物を作図して提案、提供していただいた方に、もれなくクアデルノ用の芯が減らないペンサックを差し上げます。
アドレス:info@sentakuclip.net
衝動買い この価格でいいの?
6月初旬 電子ノートを衝動買いしました。
なぜなら、安かったんです。
A4サイズの電子ノートが4万6千円。SONYから発売されたときは8万円くらいしていたから半額近くになっていて、びっくりしてぽちってしまいました。
手帳、ノート遍歴
私は文房具としての手帳が大好きで、務めていたころは、TIMESYSTEMという手帳を自分でリファイルを作って使っていました。
紙の手帳は、アナログなので、しおりをつけなくても、なんとなくどの辺に何を書いたか覚えていてすぐに開けていたので重宝していたんです。
でも、そのころ、シャープからザウルスという電子手帳が発売されました。この電子手帳は本当によくできていてPDAと呼ばれていました。
そのころはこれで何でもできていました。電卓、ノート、スケジュール、書庫で書類の整理も簡単にできました。
さらに、PC98ノートのMS-DOS上で動く、DBASE3互換のDBXL (QuickSilver)でプログラミングしてTXT形式のデータをRS232Cで相互通信して、書庫をパソコンと同期させて使い込んでいました。懐かしい。
ザウルスは、世代が変わっても使い続けていましたが、だんだん小さなノートブックみたいになってきて、電池も持たなくなって、それで使わなくなりました。
勤め先での出張が激減したことも要因です。
手帳を使えなくなって
ここ数年は紙の手帳を購入しても途中で挫折。
なぜなのか。
手帳って小さいのにかさばって、その上、リングが邪魔で書きにくいんです。
それは昔も変わらないのですが、年を取ったからなのか、書いていても面白くないんです。タブレットやスマホでもスケジュール管理をしていますが、こちらもやっぱり面白くない。
TIMESYSTEMやザウルスを使っていたころのような高揚感がない。
そんな時にAmazonのKindleUnlimitedに前田裕二氏の「メモの魔力」を見つけて電子ペーパーのKindle Paperwhiteを使って読みました。
すごいなぁと感銘を受けて、新しいノートを購入して書き始めてみましたが途中で挫折しました。
クアデルノ 安い
そんな時に、クアデルノです。
紙みたいに薄くて、紙に書いているような書き心地。それでいてPDFの書類をたくさん持ち運べる。ソニーから出たときに、いいなとは思っても高すぎて購入する気になりませんでした。
(ザウルスはものすごく高いのに購入して使ってましたけれど)
富士通のクアデルノのことは知りませんでした。
たまたまamazonを見ていたら、なぜだかクアデルノが出てきて、その値段にびっくり。
A5サイズで2万円台後半、A4サイズでも4万円台後半です。思わずぽちってしまいました。
新しいクアデルノが発売されることは後で知りましたが、予想はしていました。昨年末から中国製の電子書籍リーダーが機能アップして登場していましたから。検索するとBOOXやsupernote、reMarkableなどたくさん出てきました。カラーの電子ペーパーまで販売されていました。
それでも圧倒的な価格の安さに魅力を感じました。
クアデルノ 何がいいの?
読みやすいこと
電子ペーパーの良さはKindle Paperwhiteを使っていましたから、電池持ちの良さや、目にやさしくて読みやすい、解像度が高くて、とにかく文字がきれいなのを知っていました。
クアデルノは、この電子ペーパーを使ったノートです。使えるフォーマット形式はPDFです。PDFリーダーとしても使えます。
バックライトはないので、Kindle Paperwhiteのように照明のない暗いところでは使えませんが、少しでも明かりが取れれば、読むことは可能です。
まるで紙と鉛筆
文字入力の書き心地は、まるで紙の上に鉛筆で書いているかのようです。気持ちいい。どんどん書きたくなる。文字が好きになります。この感覚は今までのスマホやタブレット、PDAにはなかったものです。
これは良質のノートであり、参考書です。
厚みはA4サイズなのに5.9mmです。重さはなんと350g。
13.3型フレキシブル電子ペーパー
約224mm x 302.6mm x 5.9mm
解像度 1650x2200 ドット 16階調グレースケール
解像度があって、諧調表現ができるから電子書籍リーダーとしても使えます。
私は、毎日使っていますが、Wi-Fiで接続しなければ、充電しないで1週間くらい使えます。スタイラスペンは1度充電すれば3か月くらい持つようです。
このスタイラスペン 絶妙な重量バランスです。消しゴムやマーカーもペンのボタンに設定されていて使いやすく手によくなじみ、ずっと書き続けられます。
PDFであれば、たくさんの資料や書籍を持ち歩けます。
A4サイズを購入したので、横にして見開きにしても半面A5サイズ。資料や参考書を左に表示させて右側でノートを取ります。
参考書の気になるところには書き込めるし、星印をつけたりマーカーを引いて、それを後から検索もできるんです。
これは文房具です。潔く機能をそぎ落とした電子ノートなのです。
クアデルノの効用と私なりの使い方
使い続けると漢字が書けるようになる
クアデルノを使い始めて間もないですが、ノートをとっていて漢字が出てくるようになりました。読めても書けないことが多くなっていましたが、これからはスマホで漢字を調べる頻度が減りそうです。
ただ、今はまだ出てこない漢字がたくさんあります。そんな時は、クアデルノの検索機能を使ってキーボード入力すると漢字の候補が出てくるので、これで間に合わせています。
日記をつける
介護日記も書き始めました。記録したり、母の挿絵を描くのがとても楽しいです。
本当にノートのようです。気の向いたときにスリープ状態から立ち上げて書き込みます。自動でスリープ状態になって、保存も勝手にされています。
布団に入ってから、電気スタンド スタンドライト?をつけて寝転んで日記も付けられます。これなら続けられそうです。
ブログ
ブログの下書きにも活用しています。集中できて自分の文字だからなのかよく頭に入ってきます。一度記入した文字も移動できるので、後から抽象化して見出しをつけたり順番を変えられます。フィッシュボーンやマインドマップも簡単にきれいに作れます。
絵コンテ
絵コンテ用のテンプレートもあって、さっそく使い始めました。
クアデルノで書いた文字や挿絵は、すべてPDFの注釈のベクターレイヤーとして扱われるようです。
私は、描画した絵コンテをドロー系ソフトのCORELDRAWにPDFで読み込んでから、編集します。

Digital Paper PC Appのスクリーンショット機能でPNG形式でも保存できます。解像度 1650x2200 ドットなのでとてもきれいです。
取り込んだ絵コンテは、moho pro というソフトで動画にしています。
PNG形式でも動かせますが、ベクター形式であれば、描いた線を拡大・縮小しても画質が劣化せず、形や太さも自由に変えられるので、絵コンテの線画を後から劣化なく自由に修正してボーンで動かせるのでとても便利です。
YouTubeに動画を頻繁に公開できる日も近いです。
できないけどできる でも本当は欲しい機能
辞書やTEXTでのメモ機能
kindleやザウルスのような辞書とメモ機能が欲しいです。やっぱり検索機能を応用して漢字を調べるのは面倒ですから。
レイヤー機能
絵コンテは、CORELDRAWにエクスポートしてマンガ、動画を作成します。
CORELDRAWなら、線の色や太さで検索(選択)できるので、クアデルノでは下絵を赤の太い線で描いて、線画を黒の少し細い線で描けば、クアデルノでも区別出来て、CORELDRAWでは別レイヤーに描いたかのように、不要な下絵を消すことも線画だけを取り出すこともできます。
■■説明 クアデルノのPDFをCorelDrawで編集する■■

この後、スムーズ化します。そのままだとポイントが多くて扱いづらいからです。
絵コンテの章の画像は下絵を細い線、線画を太い線で描いています。色々試しているところです。
入力文字や挿絵の拡大縮小
範囲選択した文字や挿絵を移動、切り取り、コピーはできるのですが、拡大、縮小はできません。
でもどうしても拡大、縮小したい場合はできなくもありません。
大きくする場合
1画面表示で範囲選択してコピー、または切り取り→2画面表示でペースト
小さくする場合
2画面表示で範囲選択してコピー、または切り取り→1画面表示でペースト
線の太さは変わらずに拡大、縮小できます。
一括削除
ベクター形式なので、書き込んだ文字や挿絵は、ばらばらのシェイプとして存在するので消しゴムでシェイプごとに消すことができますが、一度に複数のシェイプを消しゴムで消せません。
ただ、消したいシェイプを範囲選択して切り取りをしてその後、何もなかったかのように続きの作業を進めることで、一括削除できます。
ペーストのアイコンが右上に出ていますが無視してください。その後、必要なら別の範囲選択すれば選択範囲は上書きされます。
※Gen.2では、この機能がオプションに追加されています。http://www.fmworld.net/digital-paper/tips.html
範囲選択機能のアイコン化
私の場合、上記のように選択範囲機能は頻繁に使うので、できれば、メニューではなくてアイコン化して外に出してほしいです。
新しいクアデルノは、スタイラスペンの機能設定でボタンに設定できるようになりました。この機能 私のクアデルノにも欲しいです。
ほぼ同じと思われるハードウエアにソニーのDPT-RP1とQUIRK LOGICのPapyrがあります。特にpapyrはメニューも斬新で、範囲選択方法も優秀です。拡大縮小回転までできます。
消しゴムの一括削除もしかりです。下記のMy Deep Guideさんの動画を見てびっくりしました。
旧型?クアデルノは昨年7月に大幅な機能アップを実施していてファームウエアが新しくなりました。富士通様 どうか今一度 機能アップをご検討ください。
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