洗濯クリップのたくやです。

クアデルノを1カ月使ってみた評価と私なりの使い方をレビューします。　

2018年モデル クアデルノを使い倒します。

今回は替え芯が減らないペンサックを自作したので紹介します。

※QUADERNO（クアデルノ）は、紙のように手書きができて、e-inkの16階調グレースケールのパネルを採用しているので文字や図をくっきり表示できる薄型軽量の電子ペーパー。

2021/08/28更新

※多機能テンプレを使って、簡単DIY 1〇2で作る小物を作図して提案、提供していただいた方に、もれなくクアデルノ用の芯が減らないペンサックを差し上げます。

こんな感じです。例１　例2

アドレス：info@sentakuclip.net

衝動買い

6月初旬　電子ノートを衝動買いしました。

なぜなら、安かったんです。

A4サイズの電子ノートが4万6千円。SONYから発売されたときは8万円くらいしていたから半額近くになっていて、びっくりしてぽちってしまいました。しかしながら問題発生。

替え芯が高いよ

スタイラスペンのフェルト替え芯　高いです.

すごく使いやすくてお気に入りです。なので毎日使ってしまい、気が付くとスタイラスペンの芯が半分くらいになっていました。

1か月で交換なの？

替え芯は3本しか入っていないです。

鉛筆みたいな書き心地でほかのタブレットとは別物。すごくいいのだけれど、芯が鉛筆みたいによく減ります。

せめて高級鉛筆UNIの値段設定 1ダース（12本）1,320円くらいならよかったのに。1本=120円

替え芯は１セット　10個＋ピンセットになります。ピンセットはいらない。1個あたり=234円

安い互換品を探してみたけれど

早速、インターネット検索してみました。

富士通の通販では、

電子ペーパー本家のDPT-CP1/DPT-RP1を販売するソニーストアでは

最安と思われるビックカメラでは

もちろん、絶対に忘れないって人　いると思います。でも私は、ボールペンをよく忘れてきてしまいます。

ソニーでは過去に、DPT-CP1 / DPT-RP1用スタイラスペンPOM替え芯　DPTA-RTP1　を販売していたようです。

フェルトの替え芯は鉛筆のような書き心地ですが、POM替え芯はボールペンのような書き心地であったらしく、削れ憎くて長持ちするようなのです。

試してみたかったのですが、すでに販売終了していました。ネットでは高騰しています。

販売終了なのは、ペンを落とすと先が折れてしまい、二度と抜けなくなり、替え芯が交換できなくなってしまう事故が多発したのが理由？らしいです。

いずれにしても、ペンも替え芯も高い。ちょっと考えます。

保護フィルムを試してみる

ネットで検索していたら、

紙のような描き心地】ケント紙素材を使用、従来品と比較してペン先摩耗85％減、上質紙と比較して50％減。

という記載がある保護フィルムを発見しました。

商品名【紙のような描き心地 ブルーライトカット 見やすい】QUADERNO ( クアデルノ ) 電子ペーパー A4サイズ FMV-DPP03 フィルム QUADERNO…

長すぎて書ききれません。((+_+))

タイムセール中だったので1,440円。さっそく購入してみました。

すんなり貼り付けることができました。1か所気泡がありますが、ほとんどわかりません。邪魔にもならないので良しとします。

書き心地は悪くありません。でも、芯の減り方は、ちょっと変わったかな？？？　くらい。

やっぱり減っていきます。目的としてはNo Good。

それと、指の認識率が下がりました。操作が大変。ピンポイントで触らないと反応しません。

クアデルノは指で操作すると、反応するときに黒い線が出ますが、そのすぐ下くらいを触らないとだめです。

でも黒い線の出る位置を覚えれば、使えないわけではないです。

良い点としては、表面を手の小指球で押しても反応しなくなったことと、筐体が頑丈になり、たわまなくなって、手にもって書き込むときに、使いやすくなりました。

2021/10/11

やっぱりフィルムはがしました。剥したほうが数段使いやすいです。(^^♪

替え芯を作るしかないと

もう替え芯を３Dプリンターで作るしかないと思ったけれど、すごく複雑な形状だし、もしスタイラスペンの中で作った替え芯が折れたら、たぶん二度と替え芯を交換できなくなって、保証も聞かないからスタイラスペンを購入するしかなくなりそう。

それは、困ります。

だったらどうする

そういえば、フィルムを張っているけど、ちゃんと書けているよなーと考えてみました。

それならフィルムで替え芯を包んでしまえば、替え芯は減らないかもしれない。

替え芯がフィルムと密着していれば、お互い擦れ合わないから、削れないのでは？

サランラップでスタイラスペンのペン先（芯）を覆ってクアデルノに書き込むと、ちゃんと反応します。

ただし、反応しすぎて文字にならない。

削れて丸くなってしまった替え芯を新しいものに交換して、芯を尖らせたうえでサランラップを巻いてみると、今度は行けそうです。文字になります。

セロハンテープで巻いただけなのでこのままでは格好悪い。

替え芯の減らないペンサックが完成

そこで、サランラップをペン先に固定するためのペンサックを自作しました。

スタイラスペンの先っちょに合わせてペンサックの図面をひいて３Dプリンターで作成します。

simplify3dというスライサーの単一のアウトライン・コークスクリューモードで印刷してみました。花瓶モードともいいます。

これがなかなかいい感じです。

すごく簡単にきれいにできるので、たくさん作ってしまいました。花瓶モード　初めて使いましたが、これ使えます。

フィラメント素材　TPU　

色　黒、白、クリア、赤、ピンク、オレンジ

花瓶モードでは、できるだけ射出しているフィラメントが途切れないように、1本線で円を描くようにして1つずつ完成させていきます。simplify3dには、シーケンスプリントというモードでオブジェクトごとに印刷できるので複数個でも作成可能です。

一生分出来上がりました。たぶん1年に1個も使いません。TPUという素材、柔らかくて丈夫です。

書き心地を動画にしてみました。

いい感じでしょ。

ただし、私のクアデルノ

保護フィルムが貼られていて感度が鈍いため、サランラップがいいのかもしれません。

保護フィルムは剥がすと気泡が入ってしまうので二度と貼り付けられなくなりそうで剥がせません。実験できなくてごめんなさい。

私にとっては、高価な替え芯を頻繁に変える必要がなくなり、思う存分クアデルノを使い倒せそうです。

※ペンをなくしそうなのでペンホルダーも自作しています。ペンが側面に取り付けられる磁気吸着機能があるけれど磁石だけだと怖くて使えない。

だけど、合わせてペンホルダーでクアデルノを挟み込むことで、落ちにくくなっています。

そしてペンホルダーは、ストラップでクアデルノとつながっていて、スタイラスペンは、ペンホルダーに挿し込めば抜けないから無くす心配もありません。

電子ノートがいい クアデルノの使い方 POM？替え芯 /QUADERNO